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| LUX-PAIN -ルクス・ペイン- NintendoDS メーカー:マーベラスエンターテイメント | |||
| 〜2008年3月31日の たまたま記より〜 人の周りや風景に残された思念を、タッチペンでごしごし削って捜し出す。 なんか虫がふよふよ浮いてるので、それを突っついて捕獲する。 虫(思想)を展開すると、「恐い」「助けて」「どうして」みたいな本音トークがふよんふよん浮かんでくる。 それであーこいつほんとはこんなこと考えてるんだーとか納得しつつ捜査していくお話。 とにかく話がとっつきにくい。序盤は専門用語の理解に追いつくのに精一杯だし、 深層心理が読めてしまう都合上、普通の心理描写がほとんど表現されておらず、感情移入もできなかった。 主人公が淡々としすぎてるんかなぁ。クールでカッコイイ設定なんだろうけど、プレイヤー視点だと何も言わない、何もしない奴に見えちゃって、 周りの会話をひたすら聞き続け、虫探しをして組織の支持を仰ぐ。その繰り返しだった。 虫探しの時だけ、ちょっとしたゲーム要素になってて素早く見つけ出せたり、虫が消えた瞬間はちょっと嬉しい。 あとはひたすら読むだけゲー。文章読むの嫌いな私にとっては、結構苦痛な作りでした。 でも作品自体の作り込みは凄まじくて、世界観に厚みを感じる。 ゲーム内のネットカフェでBBS閲覧ができるし、仲良くなった友達からメールが来たり着メロ変えたりできる。 序盤の説明は自力で調べるんだけど、用語集とか人物図鑑がきちんと用意されてるので、 興味がある人は読めばいい、面倒なら見なくてもいい。そういう潔く親切な作りとも言える。 読んでみれば更に、細かいところまで考えられて作られた世界なんだなぁと感心する。 日常の会話の中でも思念についての議論がなされたり、古い伝説や街の噂なんかを盛り込んで 読み進めるだけでも膨大な設定を頭にぶちこまれる。 細かい部分まで考える事が好きな人にとっては、読み応えのある内容だと思う。 そして逆に、私のように大まかな流れだけでいいよ、ご都合主義ドラマでも盛り上がれればいいよ、という人種にはつらいのです。 何よりこんな、お年頃の青少年の心を覗くなんていう設定のくせに全くエロに活用されていないなんてもう、私にとってはそれだけで拷問状態。 時々でいい、ごくたまにでいいから、「あ〜んおっぱいキツいよぅ、ブラ買い替えなくちゃ〜」みたいな素朴で一般的な思念が覗けても良かったんじゃなかろうかっ!(熱弁 と余談は置いておいて、話のボリュームも凄まじく、一周終わって意気揚々と回想モード見たら半分も埋まってなかったゼ! どんだけイベント隠れてるねん!個別ルートもありそうだよ! じゃあ婦警さんエンドでも、と頑張って2周目やったけど何一つ変わらなかったのでもういいや!やってられっか! この作品で致命的だと思ったのは、周回プレイ前提&テキスト膨大なくせに文章スキップが用意されていない。 イベントシーンもスキップできない。でらイライラしたがや! せっかく声優さんが喋ってるので飛ばさないで聞いてあげてね、て気持ちは分からないでもないけど一度見たらもうええやんけ。 ついでに言うと、キャラの立ち絵の変化にいちいちフェードが入るのも眼球疲労まっしぐら。あれ弱いねん私。いつも必ず真っ先にフェードカットする人やねん。 丁寧な作りなのは好感持てるけど、快適さにおいても配慮が欲しかった。 プレイヤーの都合は後回し、製作者が伝えたいことだけ伝えるんじゃーって作りなので、 オタクが作ったオタク向け作品。なのです。 私には合わなかったけど、内容は重厚で良質。パッケージ見て雰囲気に惹かれるものがあったら、やってみても損はないと思うよ♪ なんとなくそれっぽい評価(★最大5つ)
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