うみねこのなく頃に Windows(同人) メーカー:07th Expansion

◆Episode1◆
ちょー面白かった!
今回絵が更にアレな感じなのでやる前は不安しかなかったし、前半は説明ばっかりで眠かったけど
キタキタキター後半!グログロしい描写、得体の知れない恐怖感、憎しみや悲痛な叫び。
なんなんだろう、リアルな描写って訳でもないのに匂いや温度が伝わってくる感じ。
読み手に想像させるのが上手いなぁと感じる、相変わらずの名テキストです。

今回は魔法って信じるかい?というファンタジーなお話。魔法の存在を否定してみてごらん、という謎かけ。
人間には不可能に思える事象が次々と出てくるんだけど、そのトリック解明のために公式掲示板は大賑わい。
が、前作をプレイした私には「皆殺し編」でのトラウマがある。
今の段階では、いろいろ考えるだけ無駄なのではないのかと思ってしまう。
このトラウマさえなければ嬉々として謎解きに挑めたんだけどね。

でもこれで、今回はカンペキにトリック解明されちゃったりしてくれたら私は2度までも作者にハメられたことになるなぁ。
是非ハメられたい!とにかく続きが楽しみです。

曲とオープニングにもめちゃめちゃ気合入ってるよ。一聞の価値あり。

◆Episode2◆
なんか今回は、どうせ今の情報だけじゃ解けないんだろって気持ちをグイッと引き戻すべく挑発的な仕掛けがありまして、
トリックを真面目に考えてもいいのかな?いいのかも?て気分にさせてくれました。
でもやっぱ、現段階じゃ情報が足りてない気がするなぁ。いまいちのめり込めない。

作品としても悪い意味での同人らしさが出てきてて、私にはついていけないノリだった。
まぁ、作者自信が楽しんでるってのは良い事だけどね!同人なんだし!
キャラクターの心理描写は相変わらず細やかで温かみがあり、人間関係の絡み合いが現段階での見所かなぁと思う。

ぶっちゃけ出てくるキャラみんな好きです。紗音や朱志香や夏妃などの綺麗どころは当然のこと、
源次!熊沢!留弗夫!てか金蔵!!ネクタイどーいう力学なの!てところ含めて大好き。

◆Episode3◆
いまいち入り込めないままの3作目。期待と不安が半々でした。
ぐわっ…眠い!読んでられん。仕方ないことなんだろうけど、1、2作目の後だと もう知ってるよ!な事実の反芻が退屈。
更にしょっぱなから意味不明な舞台で、うんちくだらけの揚げ足取り合戦。ぐわーーー、眠い!!
学校の教科書のような眠たさで、耐えられず実際何度も昼寝するはめに。

うみねこシリーズはもうダメなのかなぁ〜このまま理屈責めとマンネリ気味なスプラッタで終わっちゃうのかなぁと
落胆しながら読み進める作業でした。が!

終盤、ほんとに最後の最後で怒涛の展開がきたーーーー!
なんじゃそれ!どーなってんの!?うおぉおお意味不明ーーー!
寝ぼけていた脳が一気に覚醒、勝手に動きまくる。
それまでの流れ、会話、動向、全てを思い返して怒涛の責め苦に少しでも耐えようとんがー無理!わけ分からん!

見事な開幕です。そう、ここにきて、最後の最後でようやく開幕って感じ。
ぶっちゃけ1話と2話いらなかったんじゃwとすら思えてしまった。


この作品は推理ものではあるけれど、「何を推理するか」から始まるんだよね。
そんでいかにも謎解きが楽しめそうな密室トリックは、単なる飾り。
この物語そのものが謎となっていて、何を以って解とするのかすら、自分で解いてねって作り。

既存のミステリーと捉えると肩透かしをくらいます。
でもなんて言えばいいんだろう、パズルを解くのではなく、粘土をこねくるような推理
出来上がったものがどんな形か、どこで完成なのか、それが正しいか否かは誰にも判定できない、みたいな。

漠然とした状況の中で、もがいてみるのがなんだか楽しい。
本来遊びってこうあるべきだと思うし、そういう意味でこの作品は立派に「ゲーム」だと思う。

早く続きが読みたい!と思う反面、少しでも長く、この粘土遊びを楽しみたいとも思える。
どうあがいても次回作は執筆中、まだ読めないっていう今の状況は凄く良いね。嫌でも考えを膨らませてしまう。
一緒に遊んでくれる人、大歓迎です!(笑
興味を持ったら是非、お早めに参戦をお勧めしますよ♪

◆Episode4◆
Episode3でせっかく開幕したのに、まぁそれは置いといて、別の角度から振り出しに戻らされたようなお話
まぁ出題編だから、ここでサクサクっと謎が解けちゃったら次からの解答編要らなくなっちゃうもんね。
うーんそう理屈では分かるんだけど…わざわざここで足踏みさせる意味があるのかなぁ?と疑問しか湧いてこないよ。

話の進行具合もそうだし、3話目でせっかく謎を解く気になった、その土台も見えてきた!て状態だったのに
今回でまた土台ごとどんがらがっしゃーんと投げ捨てられた状態。
前回で粘度遊びに例えたけど、今回はもうちょっとで形になりそうな粘度を、ぐちゃっと潰された気分です。

あーもーやってらんないよーハイハイ降参降参!
ひぐらしシリーズでのトラウマがここで復活。
果たしてこの作品、現状提示された情報だけで解答に辿り着けるの?
うん、辿り着けるよーって、作者が赤字で宣言でもしてくれない限り、徒労の予感しかしないんよ。

なのであっさりさじ投げました。でも読み物としては面白いよ
キャラクターの人間臭さに感情移入しやすくて、求めるもの、願う事、守りたいもの、守れない無念。そんな感情に一喜一憂。
ジョージィイ!今回めっちゃかっこ良かった!金持ち長男ムカツクとか思っててごめんよ!
芯の通った良い男だった。ジェシカも同じくらいかっこよかった!漢だったぜ
他の人たちも、今回前向きに頑張ってて、いけっ、そこだ!頑張れ!と読みながら応援してしまったよ(笑

こんな無茶展開で、どうやって収束していくのかなぁという好奇心と、彼らに明るい未来はくるのか、
くるのなら見届けたいという気持ちで、とにかく続きが待ち遠しいです

推理ものとしてはかなり微妙な予感がするけど、読み物としてはまだまだお勧め♪


なんとなくそれっぽい評価(★最大5つ)
ストーリー
世界観
引き込まれ度
エロス
★★★
★★★
★★★★ 
.
★★


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